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今日は、誕生日だった。

まぁ正直誕生日なんてと思う事が多いが、心優しきR☆Sゼミナールのスタッフは誕生日プレゼントを用意してくれた。
ありがとうございます!!

サンダルは、教室でもう使ってます。


この後は晩餐を用意してくだったので、楽しみますよ(  ̄▽ ̄)

んじゃ〓
日本を代表する制作会社「京都アニメーション」。

その新作「氷菓」がこの春から放送されている。


決して派手な話ではないが、
それを補って余りある演出力。

そして、その演出を可能にする作画技術。

最近は「ufotable」「シャフト」「P.A.WORKS」などなど…
といった制作会社が「京アニを超えた!」ともてはやされていたが、
やはり、京アニは他の会社の一歩、いや二歩先を行っている。

さて。
件の「氷菓」だが、こんなシーンがあった。

「45年前と言えば?」
「うーん…学生運動の時代か」

このやりとりをしている、高校一年生。


翻って、現実の高校生。
いや、大学生でも良い。

一体、どれくらいの割合で、
そういう発想に至ってくれるのだろうか。


何も、完璧な知識を求めているわけでは無い。

ただ、せめて戦後については10年ごとに、
大まかに「どんな時代か」というイメージを持っているのか。

それは、日本に住んでいるのならば、
歴史への興味とか以前の問題ではないだろうか。


決して、「近頃の若者は…」的な話では無い。

こうなった原因。
それは、中学校での「歴史」の学習が
大きなウェイトを占めていると睨んでいる。


今、自分がいる国や世界がどうやって発展してきて、
なぜ、現在はこういう状況になっているのか。

それを理解し、先人たちの努力に思いを馳せ、また、
同じ過ちを繰り返さないように学ぶ。

それが、歴史を勉強する意義だと思っている。


そういった意味でも、歴史学習で最も大事なのは「近現代」…
で、あるはずなのだが、公立中学校での授業においては
むしろ、最も疎かにされているのが現状のようだ。


少なくとも、多摩地域の中学は毎年、
3年生のこの時期に至っても、
大正時代やら戦前やらを取り扱っている始末である。

そして、おざなりにされる戦後史と公民。

なんだかなあ…。
いや、もちろん現場の先生達には、
自分には知る由もない、
それはもう大変な苦労があるんでしょうけれど。


それにしても、なぜ、同じ過ちを毎年繰り返し続けるのか、
それとも改善する気がないのか。

今年も、相も変わらず同じ状況である。


まあ、自分にできることは、うちの塾の生徒を、
自分を頼ってくれる生徒を、何とかすることだけ。

結論はいつも同じなのだけれど、ね。


「青春は、やさしいだけじゃない。
痛い、だけでもない。」
更新しなさすぎた…。


さて、ちょっと前の話ですが。

猫ひろしさんがオリンピックに出場できなくなって云々、
というニュース。

彼がオリンピックに出場することに対しては、
市民ランナーの末端たる自分の周りでも、賛否両論がありました。

この問題については、

彼がオリンピック出場を志した動機、
「参加することに意義がある」というオリンピック精神、
近代オリンピックを取り巻く商業主義、
カンボジア陸連の内紛…。

こういった様々な視点から、考えていく必要があるでしょう。


ただ、一つだけ言いたいこと。

彼が今年の別府大分マラソンで叩き出した、
「2時間30分25秒」という記録。

これは、30代中盤の市民ランナーとしては「破格」の記録です。

ましてや、彼には特に陸上競技の経験がなく、
30才過ぎから競技を始めた事を考えると、
この記録にたどり着くまでの努力は相当なものがあったことでしょう。

はっきり言って、長距離の練習なんて苦しいだけで、
何一つ面白くないんですよ、これが。

動機はどうあれ、ね。
その努力は、同じ土俵に立っている者として称えたい。


最後に、「近代オリンピックの父」こと
フランスのクーベルタン男爵の言葉を紹介します。

「自己を知る、自己を律する、自己に打ち克つ。
これこそがアスリートの義務であり、最も大切なことである。」


僕も、失われた2011年を乗り越え、
走力を取り戻すため、残り1か月頑張ります。
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