R☆Sゼミナールの今年度の中学入試は無事終了した。
受験した学校は全て合格することが出来、第一志望の中学校へ4月から通学することになる。
「小さな大投手」という形容をプロ野球では使うことがある。
決して恵まれたとは言えない体格でも一流の打者を三振にとる。
彼らには、コンプレックスをはねのける負けん気と気迫、努力と工夫を兼ね揃えている。
打算も計算も二の次。成功を収める者は目の前の勝負に全力で立ち向かうのだと思う。
中学受験をする小学生もそうだと思う。ほぼ100%の受験生が最終的には(最初はどうか分からないが)憧れた夢(学校)に向けて全力を注ぐ。
高校・大学受験では、どうしても「落ちたくない」という心理などから差し替えたり進路変更をせざるを得ないことがある。
これが悪いわけではないが、中学受験では99%絶望的でも、望みを捨てず立ち向かう。立ち上がれなくなるまで。
大人に近づけば近づく分だけ、色んなことを考える。
小学生は無謀だと言われようが進む。いや進むしかないのが正しいのかもしれない。一途に白球を追う様に。悔しいが羨ましい面でもある。
そんな彼らに賛辞の言葉を贈りたい。そしてありがとうと。
無垢な気持ちで、頑張りぬき貫くことで、気持ち一つで形成も立場も逆転させることができる。決して「頭が良い」の一言で片付けられない孤独な戦い、苦悩を抱えながら努力を重ねたのだ。
本当におめでとう。
次は大学・高校入試。
感動のフィナーレへ向け、明日があるなら俺たちは進む。
光の指す方へ。
受験した学校は全て合格することが出来、第一志望の中学校へ4月から通学することになる。
「小さな大投手」という形容をプロ野球では使うことがある。
決して恵まれたとは言えない体格でも一流の打者を三振にとる。
彼らには、コンプレックスをはねのける負けん気と気迫、努力と工夫を兼ね揃えている。
打算も計算も二の次。成功を収める者は目の前の勝負に全力で立ち向かうのだと思う。
中学受験をする小学生もそうだと思う。ほぼ100%の受験生が最終的には(最初はどうか分からないが)憧れた夢(学校)に向けて全力を注ぐ。
高校・大学受験では、どうしても「落ちたくない」という心理などから差し替えたり進路変更をせざるを得ないことがある。
これが悪いわけではないが、中学受験では99%絶望的でも、望みを捨てず立ち向かう。立ち上がれなくなるまで。
大人に近づけば近づく分だけ、色んなことを考える。
小学生は無謀だと言われようが進む。いや進むしかないのが正しいのかもしれない。一途に白球を追う様に。悔しいが羨ましい面でもある。
そんな彼らに賛辞の言葉を贈りたい。そしてありがとうと。
無垢な気持ちで、頑張りぬき貫くことで、気持ち一つで形成も立場も逆転させることができる。決して「頭が良い」の一言で片付けられない孤独な戦い、苦悩を抱えながら努力を重ねたのだ。
本当におめでとう。
次は大学・高校入試。
感動のフィナーレへ向け、明日があるなら俺たちは進む。
光の指す方へ。
野球では、一般にノーストライクの時が最も打率が高く、
ツーストライクに追い込まれると打率が低下する。
中学入試でも、それは同様だ。
大抵の中学は、
1回目:2/1
2回目:2/2
3回目:2/3
のように、複数回に渡って入試が行われる。
一見、何度でもチャンスがあるように見えるが、
その実、後の日程になるにつれて合格率はグンと下がる。
主な要因は、
1)
2/1は50人、2/2は30人、2/3は20人…
といったように、募集定員が減っていく
→倍率が上昇する
2)
2/1にSS65の中学に落ちた子が、ランクを下げて
2/3にSS60の中学を受験する、といった現象が起きる
→受験層の高レベル化による合格最低点の上昇
と、いったところだ。
「物語の始まりはそう
成す術のない僕らが主役」
***************
2/1。
一番のチャンス。
逆に、ここで受からないと相当厳しくなる。
絶好球が来た。
本人の手ごたえも十分。
しかし、ホームランかと思われた大飛球は、
ポールのわずか外に逸れていった。
ワンストライク。
2/2。
相当厳しくなったが、募集定員は2/1と同数。
まだ可能性はある。
…それはそれは、きれいな空振りだった。
ツーストライク。
「頼むぜ我らがスラッガー
今日はどうした未だノーヒットノーラン」
2/3。
ラストチャンス。
自分の読みでは合格可能性は2%といったところ。
受ければ何か起きるかもしれない。
そういう意味の「2%」。
試合の大勢は決した。
誰もが、下を向いた。
…刹那、彼が放った打球は美しい放物線を描き、
ライトスタンドへ突き刺さった。
そう、それはまるで、
全国大会の準決勝、
瑞沢高校 vs 明石女子において、
机くんが自らの手で運命戦の勝利を引き寄せた、
あの瞬間のような。
自分が12才の時を思い出して欲しい。
周囲の期待やプレッシャーを一身に受け、
全てを賭した戦いに挑んだことがあるだろうか?
そんな戦いに勝利した彼は、
痺れるくらいに、格好良かった。
本当は、ね。
2/1にさらっと一発で受かる方が、
格好良かったのかも知れないけれど。
「…でも、俺は
仲間にするなら、かるたの天才より、
畳の上で努力し続けられるやつがいい」
そんな君に、おめでとう。
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